代表の松澤です。
これまでこのblogでは、当社のサハラ君が研究紹介してくれていましたが、私の方も自分なりな観点から発達障害の情報を書いてみようと思ってます。
実は個人blogもあって、重なる内容を紹介するのはご容赦いただきたいところ。
古いエントリ内容については、新しくわかってきたこととか、続報を入れつつ書き直していこうと思ってます。
さて、ライデック(当社の名前ですよ)の情報発信のポリシーが、最新の研究をわかりやすく紹介することにあるのは、サハラ君が書いたとおりです。
代表である私のこれまでの不満はこういうことでした。
最新の研究を知ろうと思っても、それはプレスリリースであったり、研究者の言うことをそのまま流すだけの報道に接することでしかアプローチが難しいのです。
一方で、そこで紹介された研究の相対的立ち位置というのでしょうか、その研究分野でどのくらいのことが言われていて、どのような意味合いを持つのか、というところまで知ることができる紹介記事というのが欲しかったのです。ですからそこのところを書きたい、書いているつもりです。
もう一点は怪しい情報を根拠なく拡散するようなことはしない、ということです。
怪しい情報というのは、「標準的な治療法として認められていないものや、多くの当事者・医療者に共有されていないような知識を、さも効果が実証されているとか、現在当たり前のように認識されて来ている」みたいな内容です。そういう内容を手放しで称賛するような記事は絶対に書きません。
もっとも、怪しい情報を、その怪しさの程度をしっかり書いた上で紹介することはあるかもしれません。
研究途上の技術などもある意味そうなので...きちんと内容の限界を書きつつご紹介できれば、と思ったりします。
例えば、代表が研究しているtDCS(経頭蓋直流電気刺激)はそういう研究途上のものであり、一部の研究者・臨床家から見ればまだまだ「怪しい」部分があります...が、近い内にでもまた紹介したいと思ってます。
ともあれ、これからこのblogもとりあえずは二頭体制で書いていきますのでよろしくお願いします!