株式会社ライデック(発達特性研究所)の公式ブログ

ADHD

【妊婦×環境リスク】 妊娠中のADHD治療薬の服用は胎児の発達に悪影響があるのか。

今回紹介する論文は、ADHD治療に用いられる薬を妊娠中に飲むと害があるのかどうかを調査したメタ解析レビューです。8つのコホート研究をメタ解析していて、かなり小規模ながら、シンプルな研究でわかりやすい。

発達障害とその特性の持つ強みについて

代表です。今日出した画像、左は言わずとしれた作曲家のモーツアルトです。曲を知らない人はいない、史上最高の大作曲家といってもいいくらい偉人ですが、とんでもなく下品な言動や下ネタ満載の手紙、妻コンスタンツェとともに浪費しまくりでいつもお金を欲しがっ…

【妊婦×環境リスク】 妊娠中の発熱や解熱剤の服用は子どもの発達障害に関連があるのか。

この研究の目的は、妊娠時期および症状の重さを考慮して、子どものADHDの発症に対するこれらの母胎内曝露の影響を調べることであった。1996-2002の長期にわたって約9万人もの妊婦をコホート調査し、「子供のADHDの発症」と「母親の妊娠期の発熱や感染症」と…

学習に影響する報酬系の不全問題

茶柱立ってると、ラッキー!って思いません? 思いますよね?そんなふうに、やった!と思うようなことがあったとき、嬉しい時に働く脳のシステムが報酬系です。 さて、ADHD(やASDも)の子と接していると、褒めても通じないということがよくあります。叱るんじゃなく褒…

抗ADHD薬の値段を他の精神科治療薬と比べてみた

ADHDの方に処方する代表的2薬、継続するにはかなり経済的に負担がかかる。代表の松澤です。 ご存知の通りADHDの方には治療薬が存在します。 効果もしっかりあるのですが、結構問題なのは価格でしょう。 基本的には日常使い続けるので、安いに越したことはないんで…

【日本の大学生を調査】 ADHDはインターネット依存になりやすいのか

<はじめに> 最近、「インターネット依存症」という言葉をよく耳にします。ほとんどの場合、医学的にいう「依存症」のような病的な状態ではなく、日常的な意味で使っていると思います。人によっては思い浮かべるものも異なってくるのではないでしょうか。 …

【ADHD治療薬が効いた】 小児慢性疼痛の背景に潜んでいた発達障害

今回紹介する研究はスウェーデンからの症例報告です。主人公は、慢性疼痛のために学校に行けなくなってしまった6歳の少女です。小児の慢性疼痛は決して珍しい疾患ではなく、比較的よく見られる。慢性疼痛へのアプローチは、疼痛そのものを完全に無くすのではな…

【脳の能力】 ADHDの認知機能をテストする

ADHDの症状として、不注意・多動・衝動性が3つの主要な行動特性として有名ですが、ADHD脳の持つ実行機能障害がその背景に潜んでいると理解されています。今回ご紹介する研究はADHD者と定型発達者それぞれ約130人に対して、様々な認知機能テストを行って、ADHDと定…

【世界の研究より】 大人の発達障害って増えてるの?

最近、よく聞くようになった"発達障害”という言葉、昔はそう聞かなかったはず。 ADHD*1の人って増えているの?実際どうなのか?という疑問についてここで紹介したいと思います。 【スウェーデンにおける大人から子どもまでを対象にしたADHDの最新疫学調査】 …

【最新の研究紹介】 ADHDっ子は恋愛が得意?

注意欠如多動症(Attention Deficit and Hyperactivity Disorders)、 すなわちADHDの“衝動的で依存しやすい”特性は彼らの恋愛関係に影響を及ぼすのか? という素朴な疑問から始まったこちらの研究を紹介します。 【思春期のADHD青少年らの恋愛事情】 原文は…

自分を知り、自分をかえていく